こんにちわ。
手芸クラブ かりんとん♪です。
川崎市で小学生に手芸を教えています。
今日はフェルトのピンクッションの作り方をご紹介します。
なぜフェルトのピンクッション?
私の子ども手芸教室に来てくれた子は、一番最初にフェルトのピンクッションを作ります。それはなぜか…
フェルトのピンクッションは
①材料が少なくて済む
②作り方が簡単(教えやすい、理解しやすい)
③90分以内に完成する⭐️
何と言っても③番のコレ、必ず完成してお家に持って帰れるというのが重要です。
針と糸を持つのはまったく初めてで何をやって良いのかわからない、先生の言うとおりにやってみた、あれ?できてる?、、、あれれ?もう完成したの?やったー!
これは小さな一歩でも大きな達成感です。私はこの気持ちを大切にしています。
材料
🔸10cm四方のフェルト2枚(ぬい線を書いておくとわかりやすいですね)
🔸ワタ適量
🔸ボタン1個
たったこれだけの材料でできます。さぁ作ってみましょう!
作り方
①フェルトを重ねて四隅をまち針で留める
角を揃えてまち針を留めるのは案外むずかしいです。
②ぬい線の上をなみ縫いする
針の動きは上から→下からと交互になるのですが、低学年ではこの順番を理解できない子もいます。手振りを付けて教えましょう。玉むすびは作ってあげましょう。
③3辺を縫ったらワタを入れる
針を付けたままになってる場合は、針を落とさないよう気をつけましょう。
④残りの1辺中央にまち針を留める
ワタが入っているのでとっても留めにくいです。
⑤残り1辺を縫う
最後の玉止めをしてあげましょう。
⑥ボタンを付ける(時間が余った子)
時間が余った子には飾りのためのボタン付けを教えます。2つ穴と4つ穴では少し難易度が変わります。そのほかのタイプのボタンはさらに難しいです。
学年や残り時間に応じて、ボタンの穴に何回針を通すかを変えてもいいでしょう。
ピンキングバサミを持っている場合は、周囲をギザギザに切ってあげると喜ばれます😊
これで完成です⭐️
ピンクッション作りで学べること
まったく初めての子に何から何まで教える必要はないのですが、低学年でも以下のようなことを教えられます。覚えているかどうかは…別問題ですが😅
🔸まち針の使い方
🔸針への糸の通し方
🔸なみ縫い
🔸ボタンの付け方
ピンクッションを作ったあと
初めての手縫いで作品が完成するなんて!と喜んでいただけます。子どもたちは小さな自信をつけて、チャレンジ精神もほんの少し芽生えるかもしれません。
もちろん、完成したピンクッションは今後の子ども手芸教室で使ってもらえます。使えるものを作るのが私のモットー。手芸は生活の中で役立つ技術なのです。
読んでいただいてありがとうございました。
皆さんの身近にいる小学生の、手芸始めのきっかけになれると嬉しいです😊 是非お役立て下さい☘️
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