こんにちは。
手芸クラブ かりんとん♪です。
川崎市で小学生に手芸を教えています。
今日は星バッグの作り方をご紹介します。
こちらは②バッグ本体編です。
先に①準備編を読んで下準備していただいてから、バッグ本体作りに進んで下さい。
①準備編はこちらからどうぞ☆
③底布編はこちらからどうぞ☆
④組立編はこちらからどうぞ☆
星バッグ作りで学べること
星バッグ作りでは以下のようなことを学べます。
🔸中オモテ
🔸並み縫いと返し縫い
🔸ぬいしろの始末
🔸オモテに返す
🔸コの字とじ
🔸かがり縫い
バッグ本体の作り方
①タブを縫い付ける
内布オモテ側のタブ位置に、タブを縫い付けます。
タブは半分に折って、わが下向きになるように固定します。
タブは2.5cm間隔の印をはさむ位置です。
布端から5mmぐらいの位置にしっかり縫い付けます。
全部で10個！
バッグになったときに全体の重さがかかったり、
引っ張られたときに強い力が加わる場所であることを
しっかり理解してもらいましょう。
②周囲を縫う
表布、内布、キルト綿を中オモテに重ね、周囲を縫います。
先ほど縫い付けたタブが曲がったりしないよう気をつけましょう。
3枚で中オモテ、というと混乱します。
「表布はキルト綿と2枚でひとつ」と考えると、
表布と内布の2枚重ねになるということが、いくらか分かりやすくなります。
中オモテは縫いものをする上でとても重要なポイントですが、
言葉も布の重ね方もなかなか覚えられない…
折に触れて「布を重ねたときに中がオモテ」と伝えていきましょう。
下辺かサイドのどちらかは返し口として縫わずにおきます。
返し縫いをときどきしましょう。
かりんとん♪子ども手芸教室では、返し縫いは
①最初と最後に1回
②5目ごとに1回
と教えています。縫う距離に合わせて柔軟に変えましょう。
③ぬいしろの始末
ぬいしろのキルト綿をカットします。
糸と布を切らないよう慎重に切りましょう。
角のぬいしろは三角にカットします。
角の縫い目から3mmほど離れた位置を慎重に切りましょう。
ぬいしろの始末は、オモテに返したときに
ぬいしろの収まりをよくするためにするものですが、
ある程度経験を積まないと、理解ができない作業です。
理解はともかく、習慣づけるようにしましょう。
④オモテにひっくり返す
返し口（縫っていない部分）からオモテに返します。
折り目をしっかりつけているとキレイな形になります。
返し口はコの字とじでとじておきましょう。
（写真撮ってなかったです。ごめんなさい😰）
かがり縫いでもかまいません。
⑤押さえステッチを入れる
押さえステッチは内側に隠れているぬいしろを落ち着かせるために
縫い目のそばを縫うことです。
（ミシンソーイングではコバステッチや端ミシンと呼ばれます）
押さえステッチは上辺と右サイドのみです。
右サイドは出来上がったときに見える位置に来ます。
ぬいしろを押さえるための押さえステッチなので、
ぬいしろの上を縫わないといけません。
端から3〜5mmぐらいの位置になるよう確認しましょう。
続きは底布の作り方です。こちらかどうぞ☆
コメント