子ども手芸に手芸セットは必要?

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子ども手芸

こんにちは。
手芸クラブ かりんとん♪です。
川崎市で小学生に手芸を教えています。

今日は、保護者からよく聞かれる質問「手芸セットを買った方がいいですか?」について、私なりの考えをお話しします。

手芸セットは買った方がいい?

結論から言うと、わざわざ買わなくて良いです。セットになっている必要はありません。最初のうちは限られた道具があれば十分ですし、お家にあるもので間に合うかもしれません。ボタン付けするぐらいの手芸道具ならあります!というご家庭も多いのでは?

ただ5年生になると家庭科の授業で必要になるので、「もうすぐ5年生」という場合は用意してもいいと思います。

学童用の手芸セットは?

小学校で家庭科の授業が始まる前に一斉に注文を受け付ける手芸セット、手芸屋さんで売っている可愛いキャラクターの手芸セットなど、小学生が使うことを前提とした手芸セットにはある特長があります。
それは、、、針が太いということ。針が太いことにはメリットとデメリットがあります。


針が太いメリット

○針を持ちやすい=安全
○針を落とした時見つけやすい=安全
○糸を通しやすい

針が太いデメリット

○縫いにくい


こうして見ると安全面に配慮されメリットの方が多いのですが、私は縫いにくいことに注目しています。

フェルトのような柔らかい布ばかりなら太い針でも問題ないのですが、ブラウスや給食袋に使われるような普通の布(ふはく)になると、とたんに縫いにくくなります。布(繊維)の間を通りにくくなるんですね。

これではせっかく「手芸をやってみたい」という気持ちもトーンダウンしてしまいます。

100均の手芸セットは?

今どき100均に行けば大抵のものが揃いますね。私自身も文房具、収納用品、美容グッズ…さまざまなもので100均のお世話になっています。

が、ちょっと考えてみてください。
例えば糸切りバサミ。100均ならもちろん100円、手芸屋さんなら500円や1,000円はします。糸通しだって100均なら100円、手芸屋さんでは300円、500円とするでしょう。
だのにいろんな手芸道具が入った手芸セットが100円…これでは品質が期待できません。ということは縫いにくいことが簡単に想像できます。

針が太い問題と同じく、縫いにくければやる気はトーンダウンです。

100均の手芸セットは「外出先で突然!」のような突発的な事態で活用すると良いと思います。

古い手芸セットは?

ママが使っていた手芸セット。
おばあちゃんから譲ってもらったお針箱。
きちんと使えるのであれば、手芸セットは古くても新しくても、どちらでも構いません。
針やハサミはさびていませんか?針は曲がっていませんか?ピンクッションのワタが飛び出ていませんか? 少しだけチェックしてあげてくださいね。

最初に必要な手芸道具とは

かりんとん♪子ども手芸教室では手芸スターターセットをご用意しています。(有料)

では実際に必要な手芸道具には何があるでしょうか。それぞれの詳細は別記事でお伝えする予定ですので、ここでは名前だけお伝えしますね。


必ず用意してほしいもの

🔸縫い針
🔸まち針
🔸糸切りバサミ

たったこれだけです!


あると良いもの

🔸ピンクッション
🔸糸通し

なくても縫い物はできますが、あれば便利ですね。

すでに手芸セットをお持ちの方へ

学童用手芸セット、100均の手芸セット、古い手芸セットをお持ちの方、手縫い針だけでも手芸屋さんで購入した針と交換すると良いですよ♪ 言い出せばいろいろとありますが、、、まずは手縫い針です。

私の子どもも小学校で購入した可愛いケースの手芸セットを使っていました。が、手縫い針と糸切りバサミはすぐに交換しましたヨ。

まとめ

手芸セットをわざわざ買う必要はない

学童用手芸セットは、安全面に配慮されているが、針が太いので縫いにくい
100均の手芸セットは品質に期待できない
古い手芸セットは中身のチェックが必要

最後まで読んでいただいてありがとうございました。子ども手芸の参考になれると嬉しいです😊

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